GDPマイナス 足踏みからの着実な回復図れ

さて、今回の要約は今週のニュースでよく取り上げられてたGDPの記事です。
ニュースではしきりに中国に抜かれたことを出だしからいってましたが、今回の記事はそこは副題という感じでしょう。
TVの解説者なんかも、「中国に抜かれるなんてことは数値がでるまえからわかってることでしたが、」みたいな表現で、「世界的にもそうなってると見てたことを何をいまさらなんでそんなに話題化すんの?」という口調でした。
さて、じゃあ日本は今後をどう進むべきなんでしょうかね?
要約に入ります。


<要約>
2010年の10-12月GDPは昨年比でマイナス1.1%になった。
金融緩和など成長優先施策ばかりで、回復施策を行っていないことが問題である。
状況としては、エコカー補助の打ち切りで車の販売が低下していたが、エコポイントによって家電販売が駆け込み売上が好調だった。
また、円高や外需の影響で輸出も好調であり、大きく減少したとはいえないだろう。
2010年間GDPでいうと、リーマンショック以来、3年ぶりに成長となった。
中国に抜かれて世界3位にはなったが、中国という巨大な市場が開けているので、チャンスととらえるべきだろう。
一方で、この回復を維持するために2011年度予算が下支えになるので、ばらまき施策などは廃案にすべきである。
現状の経済規模が20年前と同レベルにとどまっているが、規模拡大を目指さなくても、規模の維持するための戦略が重要である。


<元の記事>
GDPマイナス 足踏みからの着実な回復図れ(2月15日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110214-OYT1T00934.htm?from=any
※訓練的にやっているんで元の記事と異なっている可能性もありますが、ご容赦ください。
※記事を1〜2回読んで、伏せて要約を書いてます。