これは釣りなのか?

トリンプのキャンペーンの成果を過大に喧伝しているのでは?という記事をみて思ったこと。
80%近いコンバージョンを達成した、Triumphの恐るべき「おねだり」機能 - Feel Like A Fallinstar
そして、その数字に疑問を呈した記事。
数字の罠。: mediologic.com/weblog


モバイルって、より役割を絞って(エッジを立てて)活用するモノなんだろうと最近は考えている。
PCのサイトのように、
いろんな入り口から連れてきたいし、資料請求や問い合わせをさせたいし、そのために詳細な情報やモチベーションを高めるコンテンツを配置するしと、いろんな役割をもたせるよりは、
例えば、
・注文ツールとして活用:紙媒体を見てQRからモバイルで即注文
・サポートとして活用:製品のエラー番号を入力するとトラブルシュートされるとか
・販促として活用:店頭のQRからより詳細なスペックやFAQなどが閲覧できる
など、シークエンスを短く考えた設計が必要なのではないかと考えている。


で、冒頭の成果報告記事は、80%というのは釣りといえば釣りかなぁとも思う。「コンバージョンが」といってしまうからであり、そこだけ見るのが間違いかなと思う。
注文ツールとしての設計の効果というシナリオ評価であれば、いかにしてクリック前のモチベーションを上げたかが非常に重要なポイントではないだろうか。
つまり、アクセスした80%が申し込めるシナリオ作りとして、どんなことやって、それに反応した人がどれだけいたか(このキャンペーンだと、メールの送信数とクリック数)がプライマリーの指標ではないかなと思った。


ただ、シナリオはいいね。