生き残るためには、売ることがすべて

TechCrunchに興味深い記事があった。
生き残るためには、売ることがすべて
技術系企業においてという前提はしているが、最高のセールスマンは開発者であるという話。
私も開発者出身の営業なので、すごくわかる。
webって業界が未熟なので、プロセスも職種も雑多であるように思うのだが、ことプロジェクトマネージャ、またはディレクターというのが定義があいまいである。
別のここでその定義をするつもりはないのだが、営業職以外の人間も営業であるということは正しいと思う。現場に一番近い人間が一番の信頼と信用を勝ち取れるわけなので、一番販売活動がしやすいポジションになると考えると、特にPMやディレクターって営業素養は絶対に必要だと思う。
本文で一番ぐっときたところとして以下の箇所がある。

わが社は世界中の一流企業を相手に数万ドル規模の営業成績をあげた。これをやってのけたのは、わずか2名のベテラン営業と、パートタイムで手伝った開発スタッフたちだった。これは、営業の訓練を受けた開発者が、営業プロセスの中で非常に高い価値があることを示すものだった。彼らに、人を説得する上で不可欠な2大要素を持っていた。信用と信頼だ(大部分においては)。例えば、見込み顧客が営業担当を深く信用していない場合でも、一目置く開発者を信用する可能性はずっと高い。これは営業プロセスにおいて、きわめて強力な要因であり、われわれが頻繁に行なった方法だ。

タイトルに「生き残るためには、売ることがすべて」とあるが、表現はなんとなく過激やけど、売れなければ食っていけないし、やりたいこともできない。
また、本文でもあるように、プロジェクトをうまく回すための交渉やコミュニケーションっていうのも一種の営業なんだと考えると、みんな営業能力はもっていなければいけないんだと思う。