G1 ウェイキーカップ(多摩川)

昨日は多摩川で今年唯一(?)のG1、ウェイキーカップの競争3日目にいってきた。SGに次ぐグレードのレースなので、有名選手がたくさんあっせんされており、非常に楽しみにしていたシリーズ。
日曜ということもあり、家族連れやカップルがたくさんきていた。
競艇場カップルを見かけるとやけに負けた気分になる。。


では気を取り直して、この日の勝負結果いってみましょう。


■1〜4R
パッとしない感じのレースで出たり入ったりをして、ここまでイーブン。
本当に暑いし水面の照り返しも激しく、あっという間に日焼けが進行。
どうも軽く日射病気味だったので頭から水をかぶってしのいでいた。何をそこまでしてという感じ。


■5R
ここまで1着2回でポイント争い3番手を走っていた今垣光太郎が3コースで登場。2日目まで3走して1着2回。
このレースでも当然の一番人気。しかし結果は、
2-4-5(中岡-中辻-吉川)
今垣は痛恨のフライング。コンマ01秒とびだしてしまった。どうやら直前にふき始めた追い風の影響のようだ。これで優勝戦への進出はなくなってしまった(フライングすると賞典除外になる)。
期待していただけに残念。。
ちなみにフライングの場合、フライングした艇にからむ投票はすべて返還されるので、全額返還という結果に。


■6R
先日のSGオーシャンカップで優勝した石野貴之が1コースから。そしてそのレース2着だった湯川浩司が6コースで登場。
さて、湯川選手がオーシャンのリベンジを果たすか?しかしここまで好調とはいえ6コースやからどやろ?などと注目して臨んだが、、
6-5-4(湯川-須藤-安達)
湯川が見事にリベンジ!ではなく、なんと石野選手と3コースの仲口選手がそろってフライング。
これでこの2人も賞典除外に。
ちなみに勝負の方もこれまた全額返還となった。
前半戦を終え、プラマイゼロ。


■7〜8R
ずるずると2000円を失う。


■9R
SG総理杯の勝者である山口剛が本日の2走目として5コースで登場。1走目は1着をとっており、ここまで2勝でポイント争いの上位を争っていた。
しかし、アウトからの上位食い込みを狙ったが差し場なく後方でレースが展開される。そしてそこからも激しく上位を狙って仕掛けこみ、なんだか危なっかしい感じだったが、最終的には5着あたりで落ち着き、迎えた最終周回2マークで単独転覆。なんじゃそりゃーって感じ。
結果は、
1-3-6(吉田拡-秋山-鎌田)
このレースも敗北し2000円を失う。
ちなみに、この転覆がたまたま目の前でおきて、ぐったりした状態で救出されるのを大丈夫かなぁと思ってみていたが、後で聞くところ頭部外傷で帰郷(明日以降のレースに出場しない)となったとのこと。ヘルメット越しに外傷って、何が起きた?という感じだが、大きな怪我になっていないことを祈る。


■10R
ここまでポイントリーダーの濱野谷憲吾が3コースで登場。
2コースの6Rでフライングした仲口選手がこのレースはスタート攻めれないだろうという読みで濱野谷選手を軸に勝負したが結果は、
1-4-3(中岡-村田-濱野谷)
1コースの中岡も好スタートをきり、濱野谷は差すのかまくるのか半端になって結局イン逃げを許すわ外から差されるわで3着。
よって2000円負け。


■11R
湯川選手の2走目。4コースで登場。好きなレーサーだが4コースだし、今村選手が1コースだしという点で迷った。
1-4の折り返しで3000円づつほりこんで、さらに湯川軸で他の枠を流して臨んだ。
結果は、
4-3-1(湯川-中辻-今村)
4コースカドからグングンのびて見事にまくりきっての1着。こりゃ優勝できそうやなぁ。勝利者インタビューが場内で行われるのだが、湯川選手の時はめっちゃたくさんの人がきて声援もすごく大きく、期待のほどが伺われる。
エンジンは気温が高いと回転数が落ち、逆に低いとあがるという傾向がある。
夏場のレースは日中と夕方で実気温にかなり差があるので、エンジンの状態の変化も激しい。湯川選手のエンジンも真っ昼間の1走目は抜群という感じはしなかったが、夕方は無敵状態なようだ。
勝負の方は5500円とったけど、7600円払ってたから結局2100円負け。
迷いが張り方を狂わせた。。


■12R
本日最終レース。ここらでいっぱつあてとかないとかなりのへこみ(ここまでで8000円負け)で終わるなぁと、こちらも気合いを入れての勝負。
5Rでフライングをきってしまった今垣選手が2コースで登場。1コース絶好枠にはこのシリーズ好調な山崎選手が構える。
読みとしては、10Rのようにフライングをした今垣選手がスタートを決めれなくて沈むのでは?ということも考えたが、好調だし夕方でエンジンの差も大きく出るし、あとガッツある選手だしということで今垣軸で勝負。
結果は、
2-1-4(今垣-山崎-重野)
見事9800円ゲット!
いやぁ男だわ、今垣。かっこよかった。優勝者インタビューもめちゃめちゃ声援大きかったし、ドラマチックな選手やね。
スタートはちょっとだけ遅れたがそこからぐんぐん伸ばしてきて、ずばっと山崎の懐を差して抜け出す。あとは機力にモノをいわせて突き放して独走。
展開的には3コースの足立選手がアウト勢をブロックしたのが大きかった。4コースの重野選手がいいスタートを決めてまくりにきてたからあのブロックが無かったらどうなってたかはわからん。
つくづく競艇は展開次第だと思った。




というわけで、トータルでいうと4000円負けだったかが、最後よければすべてよしという感じの一日でした。
3日目を終了してのポイント争い上位は、
1 湯川 浩司 9.25
2 勝野 竜司 9.00
2 濱野谷憲吾 9.00
4 中岡 正彦 8.00
4 山崎 智也 8.00
6 須藤 博倫 7.50
7 服部 幸男 7.25
7 村田 修次 7.25
という感じで、2日目まで好調だった、今垣選手(F)、仲口選手(F)、山口選手(帰郷)、今村選手(帰郷)が消えて、ボーダーが下がり混戦状態になってきた。
一方でこの日2連勝をあげた湯川選手がポイントトップに。同じく2連勝した中岡選手も上位に食い込んできた。
本日(7/26)予選最終日はどんな展開になるのか?平日だし見に行けないのが残念でしかたがない。準優(7/27)も優勝戦(7/28)も見に行けないけどね。。
多摩川での今年最初で最後の大きなレースを1日だけ参戦というのことなので、乱暴だがこの段階で優勝予想。
好調湯川と地元濱野谷のガチンコ勝負になり、夕方の涼しくなった時間帯でのエンジンの強さが際だち、湯川選手の優勝!
かなり思い入れはいってるけどね。