東京中日スポーツ賞(多摩川)&G1競帝王決定戦(下関)

多摩川で行われていた一般戦の場外発売で、下関周年のG1競帝王決定戦があって、両方にいどんで散漫に投票してさんざんな結果になった1日だった。


結果からいうと、
多摩川:10レースに投票して3連単を3つとってイーブン。
下関:6レースにほぼ2連単勝負して坊主。1万強負け。
だった。


G1やSGなどの記念レースの方が知ってる選手も多いので読みやすく(おまけに下関は4日目だったのでよけいに)、割と勝ちに行けて、逆に一般戦は知らない選手が多いので読みにくく(おまけに初日だったのでよけいに)、惨敗する。
というのがこれまでの同時投票での傾向だったはずが、今回は逆転。
要因は簡単。レース時間が重なりすぎて、ちゃんと考えずに投票していたからだ。おまけに下関の方はあきらかに下調べ不足。場の特性すらみずに挑んだのがよくなかった。


まぁこんな感じで終わったんで勝負の詳細はおいといて、多摩川でかがやいていた人をピックアップ。


■元気なオヤジ、川名稔
川名稔 - 選手プロフィール
今回は多摩川のレースに出場している選手。50歳になるんだが、レースっぷりはまだまだ元気。このおっちゃんは関東ガマシの伝統を引き継いで、アウトから捲りかかるレースをがんがんやる人で、見ていておもしろい。
この日も、モーターがあまりよくないにもかかわらず、5Rで4コース進入から一気の捲りで見事に1着。2連単万舟を演出していた。
ただ、そのあばれっぷりが今回は災いしたのか次の日のレースではアグレッシブにいきすぎて2周目に妨害失格というあまり見かけない形での失格をくらっていた。
50歳でまだA2で、この走りをできるってのは凄いことだなぁと思う。まだまだがんばって欲しいところだ。


■小回りのきくデブ 片山友多加
片山友多加 - 選手プロフィール
この人も50に手が届く年齢なんだが、何がすごいって体重が60Kgを超えてるってところだ。
デブっていうのは失礼だが、競艇選手は、男子は50Kgを基準としていて、それを割り込むと重量調整としておもりをつけてレースをしないといけない。そもそも50Kgというのも結構大変なんだがみんなそのあたりまで減量して調整するところを、この選手は大幅に超えて60Kg。つまり、10Kgもハンデをしょってるようなものなのだ。
しかし、この日のレースっぷりを見てびっくり。2着3着争いの時に非常に鋭い周り足を発揮して、さらに体重差が如実に表れる直線でもうまく牽制して着を奪っていくさまは圧巻だった。
体重が軽ければもっと走れるんじゃないの?っていう感じだが、年をくうとしんどいんだろうね。




最後に、下関のレースの方だが、本日最終日の優勝戦。なんと地元山口勢が3人も優出。地元勢1-2-3とか決めるのもありなんじゃないかな。
まぁぼくの予想はひいき目込みで、白井-寺田-今村といったところだな。