G1競帝王決定戦(下関) 優勝戦


いやー、劇的な優勝戦でした。
先日の記事で「地元山口勢の1-2-3」と予想したがそれがドンぴしゃ!(着順は違うけど。。)
寺田-白井-今村と、年齢の若い者順に1-2-3で決まった。
優勝戦ムービー - ボートレース下関
※レースリプレイから9/20の12Rを選ぶと見れます。


展開は枠番通りのスタートだが、驚きの全艇スロースタート。スタートスリットで2コースの白井がじゃっかん遅れ、3コースの丸岡がのぞきにかかるが、そこを白井が懸命にブロックし1マークへ。見事な地元連係プレー。寺田は白井に守られ悠々と逃げを決め、白井はアウトを押さえながらの2番手旋回を決める。そして白井に押さえられた3号艇と5号艇がたまらず外から捲りにいくが届かず。そして白井の懐に飛び込んできたのが4号艇松井と6号艇今村。松井、今村、白井が並んでバックストレッチ直線から2マークへ。松井がコンパクト先マイで回って逃げちゃうか?と思いきやその懐をさらに鋭く小回りを見せた白井が2番手に。さらに、その引き波に松井を沈め、もたつくところを今村がずばっと抜き去り3番手へ。またもや見事な地元連係プレー。
今村は丸岡に迫られるも、2周2マークで置き去りにして3番手をキープ。
これで1-2-3がほぼ確定して、ゴール。


個人的にはこのレースは白井にMVPをあげたいね。1着と3着のお膳立てをしつつ、自らも2着に収まるという見事な働きっぷり。
こういうところが彼がSGをなかなか勝ちきれないゆえんのひとつかもしれないけどね。