ヘルペスの脳に対するアタック

ヘルペスってものは聞き覚えがあると思う。
口とか皮膚とかチンチンとかに吹き出物が出る症状とかになったり聞いたことがあると思う。


そもそもヘルペスっていわれるもんは、9割くらいの人間が持ってるウイルスで、理由ははっきりせんけど皮膚とかになんか生じるってかたちになるから気いつけやとかいわれるもんなんだわ。


そんで、このヘルペスウィルスが脳炎として脳みそに襲いかかるのは超レアケースで、年間で200人ぐらいしか発生しないもんなのだ。(正式名称は、単純ヘルペス脳炎)


それが今回のぼくの病気。ヘルペスウィルスによって、左脳に炎症と腫れと出血が生じてしまったのだ。
これがねぇメチャクチャいたいんだ。片頭痛だと思ってたが、もう2度と被りたくない頭痛。
意識も混濁とした感じで布団の中におり、連絡すら取れなかったんだが、休んでしまったその日に助けてもらえたんよなぁー。感謝感激。あぶなかったのー。


話が外れ気味だったが、結果的にはいくつか脳細胞はしんでしまってます。
それによって、記憶と理解の2能力が低下状態になっているのだ。


まず記憶についてだが、

  • 過去で知ったことをうまく思い出せなかったり結びつけるのを手こずったりする
  • 行動中/活動中に、頭に残すスピードがおそかったり、忘れたりする

ということがある。要はなんだか忘れっぽいちゅうこと。


次に理解だが、

  • 聴覚的に事実のストックもしくは一時的なプールをすることがうまくいかなかったりする
  • 聴覚的に注意から記憶にいたらせるために、持続させることがうまくいかなかったりする

ということがある。
自分の言葉で表現してみたけどわかりにくいなぁ。要は、インタラクティブに話をしたり、相手の長い話を受けるには、その内容を理解しないと返答もできなければ、議論もできなければ、記憶もできなくなるということ。
病気とは関係ない外国語をあまり扱えない人っちゅうのを例にしてみるとわかると思う。
話相手であるその言語を扱う人のいうてることを一生懸命に聞くけど、なかなか返答にいたれなかったりせえへん?聞き取れず理解できなかったり、理解に時間がかかってまうために返そうと思ったらもうちゃう話にうつってたりとか。
ぼくの問題はそんなことが日本語でおきり得る感じなのだ。


ただ、ここまで自分でもびっくりするくらいめっちゃ急速に回復していってたりもする。
せやから普通の話する感じやと、「この人ほんまに病気したんかいな?」って思われたりする。
でも昔のレベルよりは小さいところに落ち着くそうやわ。
せやからなんかちゃう面を伸ばしてみよーかなぁ?とか考えてみたりしてる。


さて、本日はこのへんでお開きとします。
次回は治療直後の言葉の書けなさ読めなさ具合や、記憶の断絶っぷりを紹介するのがいいかなとおもうてます。
プリティでラブリーな看護師さんとかの話もしたかったけど、あんまりプライバシーのこというたらあかんやろなぁと思うのでちょっとやめときます。
後は日記的な出来事かな。ボチボチやってきますー。