景気がよくなるってなんだ?

NHKのニュースで、街頭インタビューをしていたが、選挙での選ぶポイントは?という質問に対して、多くの人が「景気回復」「景気よくなるとこ」みたいなこといっていた。(そういう編集という話もあるが、、)


この選挙を迎えた中、何気なく使う「景気がよくなってほしい」って言葉。
これって何なんだろうね。
さすがにバブルの頃みたいなとかいう人はあんまりおらんとは思うけど、楽ちんに生活して贅沢できる状態とかを思い浮かべてる人はまだ多いんやないかなぁ。
ぼくが思うに、景気なんかよくならなくていいと思う。
経済が循環すればそれでええはず。社会が成立していればええはずなんや。
ゆうたらもう高望みすべきでない状況のはず。若年層人口は減るし、高齢者は増えるし、地球環境も悪いし、資源も枯渇してるし。
要はどう健全に国として成り立つことができるのかという風に考えたら、ばらまきも、消費刺激策も、特別減税措置も、いらんやろ。
ほんまの意味で構造をかえようや。今までの延長線上の形ではなく。国や社会のあり方ということをちゃんと打ち出してほしいわ。
それで結果的になんとなく貧しくなってもええと思う。そういう社会が最適だったということであれば。
ただ、若い人間が高齢者を面倒みるためだけの社会にしてほしくない。そんな状態は失敗やと思う。誰がそんな社会で生きようと思うのか?子供作ろうと思うだろうか?


以下、まさしく思考の断片。乱暴だがそのまま書いちゃえ。


たぶん、生きる能力があって、機会があればええ話。
そのために必要なのは、理不尽さ、競争、敗者復活戦があればいい。
具体的には、教育はいうまでもない。人間をそだてぇ。世の中って理不尽やし、それを許容できる、強い人間育てる教育をすべきやろ。もっと理不尽にいこうや。
次に競争。フェアは重要。だが、理不尽も重要。平等はだめ。
強いところが理不尽なまでな強さを発揮できることと、公権力がそれを助長しないという相矛盾するようなことが重要なんやないかな。
強いところは何してもいいけど、つぶれるときは助ける必要はない。死にかけのもんに力そいでる暇あったら、生まれたてのところに力をさくべき。
そんで最後が敗者復活。表現悪いんやけど、失業者は強制的に荘園の小作人にしたらええと思う。そん中で復活できる人はもう一度復活したらええねん。
それで家庭が守れるんやったらええやん。ガキがおるんやったら教育はちゃんと国がフォローしたらよろしい。
食糧自給率の向上にも貢献するんやないか?


景気がよいと感じるだけもうけるために経済圏を広げて緩衝材がないような社会を作るんやったら
循環できる社会を作ってほしいもんだ。